一生に一度の晴れ姿、気に入ったウェディングドレスを見つけるためにも、衣装選びはできるだけ早めに始めたほうがよいでしょう。会場が決まったら、すぐにでも下見を始めて、挙式3カ月前には決定しているのが理想的です。衣装プランを立てるときに大切なのは挙式スタイルで、キリスト教式ではウェディングドレスが基本ですし、神前式では和装が主流です。さらに、披露宴会場の広さや雰囲気に合わせることも大事です。
例えば、小さなレストランで裾の広いドレスは動きにくいので、注意が必要です。メインの衣装が決まったら、お色直しを何回するか、どのような衣装にするか、予算も含めて検討するようにします。せっかくなら、たくさんの衣装を着てみたいものですが、披露宴全体の時間に対して、お色直しの中座にどのくらいの時間をとるのか、よく考えて計画しなければなりません。特に、洋装から和装、和装から洋装へのチェンジには時間がかかりますので、披露宴スタイルによっては不向きな場合もあります。
最近は、新郎新婦ともに1回だけという傾向が強くなってきています。また、お色直しはせずに、1着のウェディングドレスだけで通す新婦も増えています。その場合には、1着で2通りの着こなしができる2wayドレスが人気です。トレーンやスリーブを取り外すことができますので、カンタンなヘアチェンジをするだけで、お色直しをしたように印象をガラリと変えることができるからです。