現代の日本は徐々に景気の回復が見られるものの、デフレ経済からなかなか脱却できずにいます。そのため結婚適齢期でも年収が３００万円を切る人も多く、なかなか厳しい現実がつきつけられています。華やかで盛大なブライダルを夢見ていても、年収が低いことで思い通りに結婚式を挙げられないカップルが増えています。そして最近ではブライダル自体を諦めて挙式を行わないナシ婚が流行っています。
しかし女性の中には幼い頃からウェディングドレスに憧れている人も多い傾向にあります。こうした低所得者カップルやあまりお金をかけたくないカップルに向けて、最近では低コストで行える挙式や披露宴がブライダル業界で注目を集めるようになっています。こうした低コストで挙式を行える結婚式をスマート婚と呼び、従来の費用の半額から三分の一程度の費用で披露宴、挙式が行えるようになっています。招待客を最小限に抑えたり、お色直しをなしにしたり、ホテルではなくレストランを借りて披露宴などを行うなどコストカットの創意工夫によって低コストで結婚式を挙げられる時代になっています。
若いカップルの結婚式離れを懸念して、高級ホテルのブライダル部門も低コストで出来るウェディングプランをたくさん提案するようになっています。仏滅日や平日に挙式を行うことで従来の費用の半額近くで高級ホテルで結婚式を行うことも可能です。また高級ホテルの衣装部でウェディングドレスを借りず、貸衣装店で借りてホテルに持ち込むことでも費用をコストカットでき、賢く結婚式を行うことができます。