チャペルとは、結婚式場やホテルなどにある私的な礼拝堂のことで、教会と違い儀式や集会といった宗教活動は行われない施設です。また、専属の神父がいないので、結婚式を挙げる際は、牧師を呼んで挙式を行うのが一般的です。現在、挙式を行うカップルの約60%以上がキリスト教式のウェディングを選択し、チャペルで挙式をしています。チャペル挙式はロマンチックな演出ができるのが特徴で、会場によって本格的なステンドグラスや景色が美しい会場など、様々な個性や特徴があります。
また、結婚式場やホテルといった施設内にあるため、結婚式場ならではの華やかな演出をすることができ、今や挙式の定番となったフラワーシャワーやブーケトスといった演出ができます。本格的なチャペルではパイプオルガンの演奏やコーラス隊による賛美歌の合唱といった映画のワンシーンのような演出が可能なので、理想とする結婚式にすることができます。チャペル挙式でのウェディングの形式はプロテスタントで、カトリックと違って挙式条件は厳しくないため、教徒でなくても挙式することができます。事前の講座や諸手続きの必要もないので多くの煩わしさがありませんが、牧師の前で永遠の愛を誓うので、神聖な気持ちで式に臨めます。
最近では、新婚旅行を兼ねて、国内外のリゾート地で挙式するカップルも少なくありません。リゾート地での挙式は、とても開放的な気分になれたり、カップルだけ、親族だけといったアットホームな挙式にも対応しています。