ウェディングドレス選びには、好みだけでなく自分の体型や会場にも合わせて選択すると効果的です。結婚式をチャペルで行うという場合、チャペルの広さによってもドレスの見え方が変わるものです。独立しているチャペルの場合には広さも十分にあるためにボリュームがあるドレスでも見栄えがしますが、結婚式場に併設されているチャペルなど狭い場合にはせっかくのボリュームのあるドレスも苦しく見えてしまうことがあります。ウェディングドレスにはさまざまな形がありますが、ベルラインなどスカート部分がウエストからふんわりとしているドレスの場合には、バージンロードの幅の狭いチャペルであれば、スカートがつぶれてしまったり一緒に歩く父親や新郎にくいこんでしまうこともあります。
スカート部分が椅子に引っかかってしまったり、招待客の席からはドレスの全身が見えなくなることもあるので、スカート部分にボリュームを抑えたスレンダーラインやエンパイアライン、マーメイドラインなどが適しています。逆に、バージンロードが広い場合にはボリュームがあるドレスが生え、また距離が長い時にはトレーンの長いドレスなら美しく生えます。挙式が終わって建物から外に出たところに長い階段が設置されている施設も多く、階段が長い場合にも長いトレーンは魅力的です。花嫁にとっては結婚式でのウェディングドレス選びは先にいろいろと見て決めたいところですが、会場を見てから決めるのも賢明な方法です。